ご利益絶大!海の安全はどの神様にお願いする?住吉三神・宗像三女神へ捧げる祝詞と参拝のコツ

海の安全 神様 カタカムナ
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夏の計画を立てる時って、最高に楽しいよね!
青い海、白い砂浜、友達や家族との笑い声…想像するだけで、もう待ちきれない!

でも、心のどこかで「海って、楽しいけどちょっと怖いな」「安全祈願したいけど、どの神様にお願いするのが一番いいんだろう?」って、ふと思ったこと、ないかな?

その疑問、すっごくよくわかる。
せっかくお願いするなら、海のことをよーく知っている「海のスペシャリスト」な神様に、ちゃんとご挨拶したいもんね。

この記事を読めば、大丈夫。
海の安全を守ってくれる、日本の神様界の「二大巨頭」とも言える、最強の神様について、バッチリ知ることができるから。
正しい知識と、神様が喜ぶ参拝のコツをマスターして、心からの安心を手に入れて、最高の夏を迎えにいこう!

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海の安全を守る「二大巨頭」!住吉三神と宗像三女神

海の安全を守ってくれる神様は、日本全国にたくさんいらっしゃるんだ。
その中でも、古事記や日本書紀にも登場する、特に由緒正しくてパワーがすごい!と言われているのが、「住吉三神(すみよしさんしん)」と「宗像三女神(むなかたさんじょじん)」なんだよ。

前回の記事では、海に向かって直接ご挨拶する、とっても手軽で効果的な祝詞を紹介したよね。
今回はその、さらに一歩進んだ「プロフェッショナル編」。
実際に神社にお参りして、「海の専門家」である神様に、正式にご挨拶する方法を紹介していくね。

この二柱の神様は、それぞれ得意分野が違うんだ。
あなたの目的に合わせて、どちらの神様にご挨拶に行くか選んでみてね。

【祓いの神様】海の安全は「禊祓い」から!住吉三神のご利益

まずご紹介したいのが、海の神様として超有名な「住吉三神」。
この神様、ただの海の神様じゃないんだ。その正体は、なんと「お祓いの神様」。

どういうことかと言うとね、日本の神様の物語『古事記』の中で、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)という男の神様が、汚れてしまった自分の体を清めるために、海に入って体を洗ったんだ。
その「禊祓(みそぎはらえ)」の時に、ジャブジャブと身を清める中で、キラキラと生まれたのが、住吉三神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)なんだよ。

つまり、住吉三神は「清める力」の塊!
海に入る前に、私たちについてしまった目に見えない罪や穢れ、ネガティブなエネルギーを祓い清めて、災いの原因を元から断ち切ってくれるんだ。

事故やトラブルって、ちょっとした気の緩みや、良くない偶然が重なって起こることが多いよね。
住吉の神様に参拝することは、海に入る前に、まず自分自身をクリアで清浄な状態にしてもらうこと。これって、最強の安全対策だと思わない?

代表的な神社: 住吉大社(大阪府)、住吉神社(福岡県)、住吉神社(山口県下関市)など

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【航海の道案内人】あらゆる海の旅を守る!宗像三女神のご利益

次にご紹介するのが、日本最古の歴史書『古事記』にも登場する、由緒正しい海の女神様「宗像三女神」(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)だよ。

この女神様たちは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命令で、「九州と朝鮮半島の間の海を守りなさい」と、海上交通の超重要ポイントに祀られたんだ。
だから、船や飛行機などの「航海の安全」、ひいては車なども含めた「交通安全全般」を守ってくれる、道のスペシャリストなんだね。

宗像三女神は、まるで海の旅のベテラン添乗員さんみたいに、私たちが安全な道を選べるように、先回りして危険を取り除き、導いてくれる存在なんだ。

サーフィンや船釣り、離島への旅行など、少し遠出をする海のレジャーの時には、特にお願いしておきたい神様だね。有名な厳島神社の神様も、この宗像三女神の一柱だよ。

代表的な神社: 宗像大社(福岡県)、厳島神社(広島県)、江島神社(神奈川県)など

【例文】特定の神様に届けよう!海の安全祝詞

神様の名前を唱えることは、お手紙に宛名を書くのと同じ。より強く、ダイレクトにあなたの想いを届けることができるよ。

住吉三神に捧げる祝詞(例文)

かけまくも畏き(かしこき)、住吉(すみよし)の大神様(おおかみさま)。
我(われ)が身に付きたる諸々(もろもろ)の罪穢れを祓え給い、清め給え。
これより赴く海にて、災いなく、恙(つつが)なく、喜びのうちに過ごせますよう、
大神様の高き御神徳(ごしんとく)をもって、守り給い、幸え給えと、
謹んで(つつしんで)、白す(もうす)。

宗像三女神に捧げる祝詞(例文)

かけまくも畏き(かしこき)、宗像(むなかた)の大神様(おおかみさま)。
大海原(おおうなばら)の道を守り、人々を導き給う大神様に、謹んでお願い申し上げます。
これより赴く海への道中、そして海での遊びの間、
いかなる危うきことにも遭うことなく、安全に過ごせますよう、
大神様の広き御神徳(ごしんとく)をもって、導き給い、守り給えと、
謹んで、白す(もうす)。

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ご利益がさらにUPする!参拝のコツと3つの心構え

あなたの祈りを、神様にしっかりと届けるための、とっても大切な3つのポイントを教えるね。

コツ1:「どこの誰か」をしっかり名乗る

神様の前に行ったら、いきなりお願い事をするのはNG。
まずは、「〇〇県〇〇市から参りました、〇〇(自分の名前)と申します」と、心の中でしっかりと自己紹介しよう。どこの誰からの願い事か分かった方が、神様も応援しやすいからね。

コツ2:「お願い」の前に「ありがとう」を伝える

自己紹介が終わったら、次は感謝の気持ちを伝えよう。
「本日、無事にここまでお参りできましたこと、誠にありがとうございます」
この一言があるだけで、神様への敬意が伝わり、あなたの印象はぐっと良くなるよ。

コツ3:神様と「安全の約束」をする

最後は、神頼みだけじゃなく、自分自身の誓いを立てること。
「神様、私も絶対に無茶はしません。自然を敬い、ルールを守ることを誓います。ですから、どうかお力添えをお願いします」
この姿勢を見せることで、神様も「よし、そこまで言うなら、しっかりと守ってやろう!」と、あなたの本気に応えてくれるはずだよ。

さいごに

どうだったかな?
海の安全を守ってくれる、住吉三神と宗像三女神。こんなに心強い神様たちがいるって知れただけで、なんだかもう、今年の夏は安心だよね!

でも、一番大切なのは、私たちが神様と、そして海という大自然への敬意と感謝の気持ちを忘れないこと。
神社に参拝してしっかりご挨拶することは、その気持ちを目に見える形にすることなんだ。

ちゃんとした準備と、心からの祈り。この二つを揃えて、安全で、楽しくて、思い出に残る、最高の夏にしようね!

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